保険の基礎知識

保険の相談窓口と保険会社の違いを知っていますか?

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近年、ショッピングセンターなどで目にすることの多い“保険の相談窓口”。

多くの家族連れが訪れている光景を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

店頭に並んでいるパンフレットを見れば、1社だけでなく、複数の会社の商品を扱っていることに気付くはずです。

実は、保険の相談窓口は保険会社とは別の会社が運営している場合が多いことをご存知でしょうか

 

ライバルであるはずの複数の保険会社の商品を、1カ所に集めて販売する保険の相談窓口とはどのような役割を果たす存在なのか、詳しく見ていきましょう。

 

保険の相談窓口と保険会社の違い

保険の相談窓口と保険会社は、多くの場合異なる会社が運営しています(ただし、直営店は保険会社が運営しています)。

多くの保険会社は、直接お客様に商品を販売するのではなく、保険の相談窓口をはじめとする代理店に販売を委託しているのです。

 

保険の相談窓口とは

保険の相談窓口は、保険会社の『販売代理店』です。

保険会社と代理店契約を結び、保険会社に代わって保険を販売し、一定の販売手数料を得るシステムで成り立っています。

 

例えば、スナック菓子などの菓子類を作っているのは食品メーカーですが、私たち消費者に直接販売を行うのはコンビニエンスストアなどの小売店ですよね。

こうした流通システムと同じことが、保険業界でも行われていると考えてください。

保険の相談窓口は、保険のコンビニエンスストアのような存在です。

 

テレビコマーシャルなどでよく目にする、『ほけんの窓口』や『保険クリニック』、『保険見直し本舗』などがまさに保険代理店で、『保険ショップ』や『来店型保険代理店』などと呼ばれることもあります。

最近では家具大手チェーンのニトリや小売業のイオンなど、他業種からの参入も目立ちます。

 

保険代理店には、大きく2種類あります。

それは、『専属代理店』と『乗合代理店』です。

 

【専属代理店】

専属代理店は、ある1社の保険会社のみと代理店契約を結ぶ代理店を指します。

契約をしている保険会社以外の商品やプランを販売することはできません。

 

【乗合代理店】

乗合代理店は、複数の会社と代理店契約を結ぶ代理店です。

生命保険の募集人資格を持つ者が2名以上いること、一定の試験に合格していることなどの条件を満たせば、乗合代理店になることができます。

乗合代理店は、いくつも商品・プランが扱えるため、より多くの選択肢を消費者に提供できます

1996年に乗合代理店制度が始まり、情報が公平に消費者に届くようになりました。

保険の相談窓口は、この乗合代理店に該当します。

 

保険代理店でできること

保険代理店は、保険の販売だけではなく、以下のような業務も生命保険会社から請け負っています。

 

  • 保険契約の締結や媒介
  • 保険証券の交付
  • 保険料の領収や返還
  • 保険料の領収書の発行
  • 保険契約の変更や解約の受付と保険会社への伝達
  • 加入者からの保険請求の受付と保険会社への伝達
  • その他契約内容の確認 など

 

保険会社と契約者を結ぶ架け橋になるのが、保険代理店なのです。

まさに契約者にとっての『保険の相談窓口』だと言えます

 

保険会社の役割とは?

保険会社は、保険代理店から集めた契約書や保険の請求書などを受け取り、事務手続きを行います

他にも、保険商品を開発・約款(やっかん)を作成したり、お客様から預かった保険料を運用したり、契約を維持管理し、保険金を支払ったりと、保険会社の仕事は多岐に渡ります。

保険代理店と保険会社は、分業することで円滑に業務を進めているのです

 

また、上記のような代理店制度をメインの販売チャネルとしていない会社も多くあります。

そのような会社は、自社に営業社員を抱え、直接顧客の自宅や職場を訪れて保険を販売しています。

他にも、自社のインターネット上で直接販売を行っている会社もあります。

 

販売チャネルは他にもある

保険を契約する方法は、他にもあります。

銀行・証券会社、郵便局の窓口を通じて加入する方法、勤め先や労働組合を通じて加入する方法、また最近ではインターネットで加入できる会社もあります。

生命保険文化センターが発表する『平成27年度 生命保険に関する全国実態調査』によると、直近加入契約(民保)の加入チャネルのうち、もっとも多い加入チャネルは『生命保険会社の営業社員』で59.4%を占め、次いで『保険代理店の窓口や営業社員』が13.7%です

このように、まだまだ保険会社の営業社員が直接販売する経路が多数を占めていますが、前回の調査(平成24年度)時には保険代理店を介して契約する割合が6.9%だったことを見れば、数年間で保険の相談窓口が急成長していることが読み取れます。

今後、一層その存在感は強まることが期待できます。

 

保険業法の改正により顧客ニーズを満たすことが義務付けられた

保険の相談窓口で保険に加入することは、消費者にとって多くの選択肢を検討できる便利な手段なのですが、実は問題点もありました。

それは、販売手数料は商品によって差があるため、少しでも高い保険を売ろうとする保険代理店が中にはいたことです。

本来、お客様のニーズを満たす最適な保険をおすすめしなければいけませんが、保険代理店本位の営業活動が行われるおそれがありました。

 

そこで、2014年に改正された保険業法に以下の文言が追加されました。

それまでにも、虚偽説明や重要事項の不告知については禁止行為として明記されていましたが、より一層お客様の立場に立った営業が義務付けられたと言えます

 

  • 情報提供業務:保険募集の際に、商品情報など、顧客が保険加入の適否を判断するのに必要な情報の提供を求める(保険金の支払条件、保険期間、保険金額等、その他顧客に参考となるべき情報)。
  • 意向把握業務:保険募集の際に、顧客ニーズの把握及び当該ニーズに合った保険プランの提案等を求める。
  • 体制整備義務:複数保険会社の商品の取扱いの有無など、保険募集人の業務の特性や規模に応じて、保険募集人に対して体制整備を求める。

<参考:金融庁 保険業法等の一部を改正する法律の概要

 

もしも保険の相談窓口で以上のような項目に違反する行為があれば、保険業法違反となりますから、消費者として厳しい目を持たなければいけません。

不明点があれば質問し、納得して保険に加入することが大切です。

 

こんなときは保険の相談窓口と保険会社、どちらに行けばいいの?

以上で説明したように、保険の相談窓口と保険会社には、それぞれ役割があります。

個別のケースをもとに、どちらに連絡をすべきか考えてみましょう。

 

保険に加入したい

保険に加入したいときは、保険の相談窓口に行くことをおすすめします。

加入したい商品や保険会社が決まっているなら、保険会社が運営する直営店や、営業社員を経由して加入するのもよいでしょう。

しかし、「多数の商品の中から自分にとって最適なものを選びたい」と考える人が多いのではないでしょうか

 

このようなニーズを満たしてくれるのが保険の相談窓口です。

収入や世帯構成、資産状況などを細かに伝えたうえで、多数の選択肢の中からきめ細かな提案を受けられるのが保険の相談窓口の強みです。

告知書の記入や重要事項の説明、保険証券の受け渡しまですべて保険の相談窓口で行えるので安心ですね。

 

契約の変更を行いたい

契約者や受取人、保険料の払い込み方法や引き落とし口座、住所などの各種変更も、すべて保険の相談窓口で行うことができます

自分で保険会社のコールセンターなどに連絡し、書類を取り寄せて行う方法もありますが、保険の相談窓口なら書類の書き方や必要書類などのサポートもしてもらえますから、スムーズに手続きを進めることができます

複数の会社の保険に加入している場合も一度に手続きを行えるので、利便性が高いです。

 

保険の請求をしたい

保険の請求手続きをしたいときも、保険の相談窓口に連絡することをおすすめします。

請求は、家族の死亡や入院前後など、大変な状況の中で手続きを行わなければいけません。

書類に不備があれば時間もかかってしまいますから、保険の相談窓口でサポートをしてもらいましょう

 

もちろん、保険会社の請求専用窓口や営業社員に直接申し出を行い、自分で手続きを進めることも可能です。

また、最終的な支払審査を行うのは保険会社ですので、支払要件や審査状況などで不明点があれば、保険会社に直接尋ねたほうが的確な回答を得られる可能性が高いでしょう。

 

保険料の支払いを行いたい

保険料の支払いも、保険の相談窓口で承っています

まとまった資金で、保険料の前納(保険料を前倒ししてまとめて支払うこと)をしたいときも保険の相談窓口を訪ねてみましょう。

 

また、保険料控除証明書(年末調整や確定申告で必要となる、保険料を支払ったことを証明する書類)の再発行なども承っています。

 

保険を解約したい・見直しを行いたい

保険の解約も、保険の相談窓口で行うことができます

特約のみの解約や、減額などの手続きももちろん可能です。

同時に、新たな保険への加入を検討しているなら、相談に乗ってもらうことができます。

保険料の支払いが難しいといった相談に乗ってもらうこともできますので、解約以外の解決策を提案してもらえる可能性もあります

 

保険の相談窓口を活用しよう

どの手続きも、保険会社の営業社員やコールセンターに直接申し出れば進めることができますが、保険の相談窓口なら手続きをしっかりとサポートしてもらえます。

 

また、保険会社をまたぐ複数の保険に加入している場合であっても、契約状況を把握できるため、よりお客様に合った提案をしてもらえるでしょう

こうした点も、保険の相談窓口ならではの利点です。

 

おすすめの保険相談窓口

おすすめの保険相談窓口3社を紹介します。

いずれも、無料相談が可能なファイナンシャルプランナー(FP)を紹介してくれるサービスです。

保険代理店で契約をする前に、お金のプロであるファイナンシャルプランナー(FP)が相談にのってもらえるのは心強いですね。

ファイナンシャルプランナー(FP)に保険の相談をする利点は、家計、投資信託、不動産、相続など、個々のさまざまな事情を踏まえた総合的な提案を受けられる点でしょう。

いずれも無料相談を行っていますから、ぜひ活用してみてください。

 

保険田マイケル

保険田マイケル』の強みは、卓越した生命保険と金融サービスの専門家による国際組織であるMDRT(Million Dollar Round Table)会員が、あなたの人生設計を踏まえた最適な保険を提案してくれる点です。

26種類以上の保険から、要望を細かく聞いたオーダーメイド型の提案が可能で、無料相談の受付後も24時間以内に返信をもらえるスピード対応。

質と速さの両方を兼ね備えています。

また、アフターフォローも充実しており、自宅や喫茶店など、好きな場所で無料相談を行うことができます。

ただし、対応エリアが東京、神奈川、千葉、埼玉限定ですので、他地域にお住まいの方は次の2つに相談してみるといいでしょう。

 

【保険ガーデン】

【保険ガーデン】』では、経験豊富なプロのファイナンシャルプランナーが保険や家計の相談に乗ってくれます。

紹介するファイナンシャルプランナー(FP)は、人柄と経験を重視していますから、『保険相談の良きパートナー』を探している方は安心して相談することができますね。

人に相談しにくい貯蓄のことなども気軽に話せますから、保険の見直しをきっかけに思わぬ貯蓄が生まれたといった経験談も。

 

ほけんのトータルプロフェッショナル

ほけんのトータルプロフェッショナル』では、保険の仕組みから丁寧に説明をし、現在の保険内容と家計を分析、保険会社を徹底比較したうえで、最適な保険を選択します。

保険の相談から、家計、住宅ローン、節税など、名前の通り“トータル”に、しかも納得がいくまで何度でも無料で相談を受けてくれます。

ファイナンシャルプランナー(FP)をはじめ、宅地建物取引士、相続診断士、TLC(トータルライフコンサルタント/生保協会認定FP)、住宅ローンアドバイザー、MDRT、公的保険アドバイザーなど、金融に関する資格を保有している幅広い専門家たちが在籍していますから、お金に関するさまざまな悩みを解消できるきっかけになるかもしれません。

 

「信頼できるか」を重視して保険の相談相手を見つけよう

保険の相談窓口と保険会社の関係がおわかりいただけたでしょうか。

保険の相談窓口は保険会社の販売代理店であり、お客様と保険会社を結ぶ大切な存在です。

保険に加入したい場合以外でもさまざまな相談に乗ってもらえますから、うまく活用することをおすすめします。

信頼できる担当者ができれば、あなたの人生設計に大きな影響を与える可能性もあるでしょう。

 

また、上記で紹介した保険相談窓口なら、保険以外のさまざまな金融に関する相談にも乗ってもらえますから、ぜひ活用してみてください

なんと無料で相談に乗ってもらえるので、活用しない手はありません。

保険選びは簡単ではないからこそ、プロの力を借りることをおすすめします。

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